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少しして、会議室に行くと、俺以外の人が全員揃っていた。
『…すまない。待たせてしまって』
gr「大丈夫だゾ！じゃあ全員揃った事だした作戦立てるか！」
ps「その前に一ついい？」
gr「ああ、どうした？」
ps「A君のことなんだけど…その、右肩の怪我がまだ治りきってないからあまり無理できない状態なんだよね」
gr「…戦争に参加は出来そうか？」
ps「使いすぎないなら大丈夫そうだよ〜」
gr「そうか…無理はしすぎるなよ」
『…分かった』
ni「…ごめん、A君…」
『…あの状況で兄さんが撃ってくれてなかったら、多分俺はゾムを殺.していた。だから、謝る必要なんてない。むしろ感謝してるよ』
ni「！…優しいね、Aくんは」
『…そんな事ないさ』
俺が優しい…か。
前にゾムにもそう言われたな。
何だか心が暖かくなったのは内緒だ。
gr「…以上が今回の作戦だ。異論は？」
全「…。」
gr「…無さそうだな。では、明日の昼に宣戦布告する。準備はちゃんとしておくように」
全-gr「「「ハイル・グルッペン！」」」
今回の作戦はこうだ。
まず全勢力を戦場に向ける。
その間に俺とゾムのペア、シャオロンとコネシマペアで城に潜入し、β国の王の首を取りに行く。
そこにルカとアルもいる筈だ。
戦場の方は他に任せるそうだ。
まあ弱いらしいし、きっと大丈夫だろう。
会議が終わり、解散となる。
部屋に戻ろうとすると、ゾムに呼び止められた。
zm「A！ほんまに大丈夫なん？」
『…問題ない』
zm「…無理せんといてや」
『…ああ』
…多分今までの俺であったら、ああ言われても無理をするに違いなかった。
でも、今は仲間がいるから。
俺も成長したな、と一人笑うのであった。
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作者名：ゆい | 作成日時：2020年3月4日 13時
