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目が覚めると、不安そうな顔をしたゾムが俺を見ていた。
zm「…っ！A！大丈夫？」
『…。』
答えないでいると、ゾムは「…そうか」と言い、インカムで連絡をした。
その間、俺はすることもなくボーッと天井を見つめていた。
暫くして、足跡と共に多数の気配が近付いてきた。
バッと扉が開くと、幹部全員が立っていた。
先頭には兄さんがいる。
ni「…Aくん」
『…。』
何だか気まずくなって目を逸らす。
すると、グルッペンが話しかけてきた。
gr「A、君が寝ていた間の話をしよう。α国との戦争は1日で終わった。α国の王は処.刑されたゾ。お前の雇い主はあいつだろ？」
小さく頷く。
もう殺.されたなら別に答えてもいいだろう。
しかし戦争が1日で終わるとは…流石我々国。
軍事力一番の肩書きは伊達ではないな。
『…それで、俺のことはどうするんだ？』
gr「仲間にするに決まっているじゃないか！」
『…お前のことをまた殺そうとしたのにか？』
gr「ああ！」
『…俺に仲間なんていらないって言ったじゃないか』
gr「強引にでも仲間にするゾ！」
そう言ってニコリと笑うグルッペン。
『…兄さんから何も聞いていないのか？』
gr「何を？」
『…過去のこと』
ni「俺は何も話してないよ。Aくんの口から聞いた方がいいと思ったからね」
『…そうか。じゃあ今話そう。
俺の過去を。』
この際洗いざらい吐いてしまおう。
俺の罪の始まりを。
――――――――――
話の繋げ方が強引だって？
これ以上思いつかなかったんですよ()
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作者名：ゆい | 作成日時：2020年3月4日 13時
