1、緊張 ページ3
貴方side
先生「今日は転校生を紹介するわよ!」
先生の言葉に教室がざわついている。
今は外で待っててってバスティエ先生に言われたので
ガラス窓のない、できるだけ誰にも見られない場所で待機している。
生徒の期待の眼差しと緊張で潰されそう…。
『に、ニースぅぅ…』
貴重品などが入っているボディバックから
掌サイズの妖精のようなクリーム色ハリネズミのクワミ、
ニースが出てきた。
ニー「どうした?」
『こわい…、僕ちゃんとできるかな…』
ニー「大丈夫だよ!あれだけ嫌いな言語勉強もしたんだし!」
『そうだよね…。』
ニー「うん!」
『ニース…僕、みんなと友達になれるかな…。』
ニー「君なら大丈夫!僕もいるから。ね!」
『うん、きっと大丈夫だよね。新しい人生、謳歌しなきゃ!』
ニー「その息だよ!がんばれA!」
先生「A!入ってきていいわよー!」
ニー「ほら呼ばれてるよ!行っておいで!」
そう言葉を残してニースはボディバックに戻っていった。
『いいことが起こりますように!』
そう自分に声をかけ、教室の扉に手をかけた。
31人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花音 - 初めまして♪続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(* ´ ▽ ` *)ノ (2021年4月21日 7時) (レス) id: b90b10892b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢野哀斗 | 作成日時:2020年11月11日 1時