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#406 ページ18

『同じクラスだったね〜!?』

「んね、A組だったね。浅野クン達とも一緒か」


そう、今日は椚ヶ丘高校の入学式だったのだ。「入学おめでとう」と書かれたピンク色の紙を見るとクラス分けの紙で1番上に「赤羽業 浅野学秀___」と並んでいて、少し目を下げたところに榊原くんたちの名前もあった。真ん中らへんに私の名前もあって思わず声を出してしまったのだ。

入学式も無事に終わって、私達は制服を脱いで私服に着替えてお花見に来ていた。


『桜きれーい!!』

「…本当にお花見が目的?」

『食べ物!』

「だと思った」


手を繋ぎながら、桜並木の下を歩く。歩いている途中に業を見上げて…と、ふと違和感に気がついて首を傾げた。


『業、背伸びた?』

「ん?あー、伸びたかもね?」

『な、なんで…!?』

「そりゃ成長期だからね」

『ダメだよ!私が成長してないんだから、業も成長しちゃだめなの!これ以上身長差できたら首が死んでしまう』


…ん?待て待て、そういえば業って7年後とんでもない身長になってなかった?185…とか、え?待って??
友達がはしゃぎ倒していた気がする。


「Aちっちゃいもんね」

『急な悪口。全力で謝って欲しい』

「わざとだよ」

『ぅ…』


そのなんか、柔らかく笑う顔私弱いんだよなぁ。心が痛むし、ときめいてしまう。それと、その笑う顔はやめて欲しい。なぜならば、


「…っ、!」


私の隣を歩いていた女の子が静かに息を呑むのが分かった。こりゃあ、落ちたな…と私は思った。普通にしててもかっこいいのにそんな顔を見せたらかっこいいなんて次元じゃない。なんかもう…尊いのだ。


『業のおかげで毎日胸がときめいてる』

「いいじゃん、それが狙い」

『…ひぇ』


そんなのずるい。困る。本当に困ってしまう。このままでは私は業がいなければ生きていけなくなってしまうかもしれない。それは何としても避けたい。でも、業には私が居なきゃ生きていけないくらいに私に溺れてて欲しい。

というか、高校に入って外部生徒に言い寄られないか心配。どうしよう、私より可愛くて…いい子だったら?そんな子に話しかけられたら…。


___「赤羽くん、私赤羽くんのこと気になってて」

___「俺もだよ」


そうしてふたりの影が近づいて___と想像した所で私は業の腕に抱きついた。


『か、業ぁ…私の事捨てないで』

「何がどうしてそうなった?」

『私の頭の中で業が告白されてて、業がOKしてる』

「落ち着いて」

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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時

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