デートと照れと ページ37
こうして、俺達は新宿の方に出かけることになった。
宏｢パイセン！エッグサンド美味しそうっすよ〜！！｣
拓｢食う？｣
宏｢食べ歩きはちょっと…｣
拓｢じゃあ言うなよw｣
宏｢じゃあ、座れるところ探しましょ〜｣
こーたろーは、熱など無かったかのようにいつも通りだった。俺が心配し過ぎただけなのかもしれないな……。
宏｢あ〜む…！んまぁ〜！！｣
拓｢良かったな｣
宏｢パイセンは何買ったんですか〜？｣
拓｢チーズハットグ｣
宏｢……じー…｣
こーたろーは目をキラキラさせて俺の方を見てきた。
拓｢いる？｣
宏｢ふんっ！｣
犬かよ、と思いつつ俺はこーたろーにあーんと言って食べさせた。
宏｢……んー！！んまい！｣
もう一口！と言わんばかりの顔をしてきたこーたろーの口に俺はまたチーズハットグを向けた。
拓(ったく…)
何かムカついたから、俺はこーたろーのエッグサンドを食った。
宏｢んぁ！？｣
拓｢俺の食ったろーが｣
宏｢パイセンケチですね〜｣
拓｢何でだよw｣
こーたろーの笑顔をみたら、朝の廣瀬くんと白井くんの食べてるのが美味しそうだったからって言う理由にカッコつけてデートできるかなとかいうふだらしな心も浄化されてしまった。
拓｢チーズ付いてる｣
宏｢ん、どこですか〜？｣
俺はここ、と言ってこーたろーの頬に付いたチーズを取った。
指に付いたチーズをどうしようと思いティッシュを探していると、こーたろーが顔を近づけてきた
宏｢あむ｣
こーたろーは俺の指をくわえた。
拓｢お前何してんの！？｣
宏｢勿体ないじゃないっすか〜｣
拓｢いや、そうだけども…｣
こーたろーはそう言ってそっぽを向いてまた食べだした。
拓｢……。｣
こーたろー…こんな事言うのもあれだけどさ…
耳真っ赤だぞ
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透 - こちらこそありがとうございます！westさんが面白いと言ってくださる事が凄く創作の助けになっています！これからも色々作っていく予定なので、他の作品でも、もし気に入ってくださったのがあればその時もどうぞよろしくお願いします！ (2020年12月7日 23時) (
レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
west - 続き書いてくださってありがとうございます！面白かったです！ (2020年12月7日 14時) (レス) id: 4daf55a770 (このIDを非表示/違反報告)
透 - 再びコメントありがとうございます！読ませていただき、なるほど！と思いました！！では、その方向で続きを書かせていただきます！ありがとうございます！ (2020年11月22日 1時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
west - 完結おめでとうございます！まさかのバッドエンドでびっくりしました。あと、作者さんが良ければなのですが、個人的には彼女作ってくださいと言う願いを江口さんが叶えて、宏ちゃんと付き合うっていうお話が見たいです！この作品とても面白かったです！ (2020年11月21日 1時) (レス) id: aacdd80b9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2020年11月15日 13時
