繰り返しに日々にサヨナラ

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※オリキャラ出ます。

中に入ると左右に大きなパネルがあり、正面にはカウンター、カウンターの向こうには眼鏡をかけた女の人が座っている。

所々にある本や張り紙が、古びた雰囲気を醸し出している。

ただ、大きいパネルや諸々の機械とミスマッチしていることは否めないけど、、、。


栄｢こんにちは、翠さん。｣


翠｢あらこんにちは一之瀬くん。今日は何の本を借りていく？｣


栄｢今日は訓練室の予約をしにきたんですよ。本はまだ読み終わってないのでまた借りにきますね。｣


翠｢そう、感想楽しみにしているわ。そちらの美少年は？｣


栄｢昨日付でチームになった成瀬大二郎。なる、この人はここの管理人をしている九条翠さん。｣


な｢はじめまして、成瀬大二郎です。｣


翠｢はじめまして。九条って呼ばれるのは好きじゃないから翠って呼んでね。まぁ管理人と言ってもここに座っているだけなのだけど。成瀬くんは本はお好き？｣


な｢えっ本ですか？嫌いではないですけど｣


翠｢この部屋にある本は全て貸し出しできるから気になったものがあったら声をかけてね。｣


な｢ありがとうございます。｣


翠さんは少し微笑んで眼鏡を人差し指であげ、手元にあった本に目線を落とした。

少しおっとりした、でも芯のある感じ。

なんというか、少しミステリアスな人だ。


栄｢予約のパネルはこっちだよ。今はBの4が空いてるみたいだね。予約したいときは希望の部屋を押して、、、｣

栄治さんが丁寧にパネルの使い方を教えてくれる。

わかりやすい説明のおかげで一発で覚えることができた。

高校の授業も栄治さんに教えて欲しかったな。


無事に予約することができ、俺たちは翠さんに声をかけて部屋を出た。

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