「俺と付き合ってよ」 ページ3
ー2ヶ月前ー
「裕一郎は、彼女とか作らないの?」
「なんで?」
たまたま委員会が終わって帰ると、教室で裕一郎は寝ていた。
他の子はみんな帰ったらしく、目覚めた祐一郎と二人で話をした。
「あんなにモテるのに、彼女作らないのはなんでかなって」
「んー……作らないっていうか………好きなやつがいないだけ」
「そっか……なのに日々女の子に囲まれて、たいへんだね」
「しんどい。ことあるごとに呼び出されるし…呼び出し断ったら心象悪いし…」
「いっそ誰かと付き合っちゃえば告白は止まるんじゃない?」
冗談のつもりだった。
別に他意があったわけでもない。
だけど結果として、私の言葉が裕一郎をその気にさせた。
「そうか………なあA」
「何?」
「俺と付き合ってよ」
彼の日常を守るための防具。
私はお飾りの恋人になった。
好きって気持ちだけじゃ、勝てない→←とっても幸せでとっても不幸
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Maco(プロフ) - 七虹*さん» そんなふうに言っていただけてとっても嬉しいです!!頑張ります!!!!ありがとうございます! (2017年8月16日 19時) (レス) id: c6178b7cea (このIDを非表示/違反報告)
七虹*(プロフ) - おおおお、面白いです!!!読んでて何故かテンパってます!!梅原さん小説読んでてここまで好みの小説ありませんでした!!頑張ってください!!もうかなぁり応援してます!! (2017年8月16日 2時) (レス) id: c56f76e7f9 (このIDを非表示/違反報告)
Maco(プロフ) - ザクロ@名前を変えたさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに訂正します…!!! (2017年5月21日 19時) (レス) id: c6178b7cea (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ@名前を変えた(プロフ) - 脱いで切るになってますよ〜 (2017年5月21日 18時) (レス) id: 1a1566ed9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Maco | 作成日時:2017年3月28日 0時