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Aside
無我夢中で屋上に向かって走る
A「はぁっ…はぁ…っ…」
走りながらでも分かるほど溢れて止まらない涙
いつからだっけ、自分を卑下し始めたのは
いつからだっけ、自分を消したいと思ったのは
いつからだっけ、感情を消して無くしたのは
いつからだっけ、全てが白黒に見えたのは
A「はぁっ…はぁ…っ…誰か…」
上手く息ができない中で口から零れる言葉
抑えようとしても、もう止まらない本心
A「誰か……助けてっ…」
タッタッタッ…ガチャッ_
階段を上り屋上のドアを開ける
静かで誰も居ない
取り残された気持ちになるのは
自分が嫌いで皆が怖いからだ
A「ハァ…ハァ…ハハッ…アハハ、アハハハハ、」
無性に笑いが込み上げてくる
そしてゆっくり屋上の新しく作られた柵に登る
私は真下を見つめて
A「高いなぁ…アハハ…落ちたら痛いかな…ぁ…?」
そんなことを呟いていると
ガチャッ_
独歩「A…!!」
左馬刻「テメェ…っ…何してんだ!」
銃兎「今すぐ降りろ!」
寂雷「長谷さん、早まらずに降りてください、」
走ってきたであろう4人の姿
私は柵の上で今日に4人に振り返る
A「私、もう生きてるの嫌なの((ニコ」
” 来てくれたんだ… ” よりも先に
逆の言葉が口から零れる私は
最低だ_
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Yu-grena(プロフ) - 夢野桜さん» か、神作だなんて、、ありがとうございます。。まだまだ未熟ですし、仕事の関係で中々更新出来ませんが、これからも応援・閲覧宜しくお願いします! (2019年7月8日 0時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
夢野桜 - やばっ!ちょここに神作がある(号泣) (2019年7月2日 6時) (レス) id: b3482bceff (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 志蘭さん» あ、ああ、ありがとうございます!こんな拙い作品にそう言って頂けて嬉しいです(;;)更新速度は仕事などで遅いですが、これからも頑張りますので、応援の方宜しくお願い致します! (2019年6月15日 22時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
志蘭 - ああああああああああああああ神すぎる!!!!涙でできました(;;) (2019年6月3日 9時) (レス) id: d0a41df658 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 彼岸花さん» わぁぁぁぁぁ!?り、りっちゃんさんに続き彼岸花さんまで神だなんてっ!!ありがとうございます…もう本当に嬉しいです、これからも頑張るので応援宜しくお願いします(泣) (2019年6月2日 23時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年4月21日 23時