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独歩side
Aが入って行ってすぐくらい
ガタンッ!
左、銃、独「!!!!」
大きな音に3人揃って反応する
扉の隙間から除くと
Aの足元に倒れる教卓と男子
独歩「どうなってるんだ…」
銃兎「どうやら彼女はやられっぱなしの女ではないんですね」
左馬刻「あいつはずっと本心を我慢してたんだ。見てようぜ」
正直俺は2人みたいに冷静には居られない
心配で仕方ないし今すぐ手を引っ張りたい
けど、
A「はっ、その場に居た奴も、それを止めずに一緒になって笑ってたお前らも全員同じだろうが!!」
あんなに声を荒らげるAは初めてで
止めに入ったらダメだと瞬間的に思った
それからAは絡まった糸が解けたように
言葉を本音をぶちまける
おもむろにポケットからナイフを取り出すA
銃兎「おいおい…それはダメだろっ」
入間さんが向かおうとすると碧棺さんがそれを止める
銃兎「なぜ止める」
左馬刻「まぁ早まんな、見てろ」
独歩「……」
碧棺さんに言われた通りに前を向く
Aは女の上に跨ると女の横目がけてナイフを突き刺す
A「血が出て、痛みに悶え苦しむんだろうな。
なぁ、私の気持ちがわかったか?毎日同じようにこれが体に刺さってたんだよ、画鋲口に突っ込まれて、切られて刺されて、その上から殴られて蹴られて…そうやって私の心をどんどん殺してたんだよ!!」
Aの悲痛な叫びが静まり返る教室に響く
左、銃、独「……」
俺達は静かにそれを聞いている
最後に振り絞るように出した声
A「私だってお前らみたいに自分らしく生きてぇんだよっ!!!」
その言葉が俺達3人に刺さる
自分らしく…そうだAは
自分さえ分からなかったんだと_
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Yu-grena(プロフ) - 夢野桜さん» か、神作だなんて、、ありがとうございます。。まだまだ未熟ですし、仕事の関係で中々更新出来ませんが、これからも応援・閲覧宜しくお願いします! (2019年7月8日 0時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
夢野桜 - やばっ!ちょここに神作がある(号泣) (2019年7月2日 6時) (レス) id: b3482bceff (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 志蘭さん» あ、ああ、ありがとうございます!こんな拙い作品にそう言って頂けて嬉しいです(;;)更新速度は仕事などで遅いですが、これからも頑張りますので、応援の方宜しくお願い致します! (2019年6月15日 22時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
志蘭 - ああああああああああああああ神すぎる!!!!涙でできました(;;) (2019年6月3日 9時) (レス) id: d0a41df658 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 彼岸花さん» わぁぁぁぁぁ!?り、りっちゃんさんに続き彼岸花さんまで神だなんてっ!!ありがとうございます…もう本当に嬉しいです、これからも頑張るので応援宜しくお願いします(泣) (2019年6月2日 23時) (レス) id: 9b22228248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年4月21日 23時