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Aside
ガラガラ…シーン
いつもと変わらない教室と空気
クラスメイトの冷たい視線とヒソヒソ声
生徒1「長谷さん、来たんだね」
生徒2「来なくていいのにね」
生徒3「ちょ、バカ聞こえるでしょ」
ずっと聞こえてるっつーの
こんなのはもう慣れた。
自分の席に行けば机にはいつもの様に
「死ね」「消えろ」「死に損ない」
「ブス」「出来損ない」「来んな」
とまぁ沢山書かれている
私は何も言わずに机をアルコールで拭く
机に書かれすぎて、落とすためにアルコールを持ち歩くようになった
席に着けばちょうどチャイムが鳴り先生が入ってくる
担任「よし、今日は全員居るな。今日の予定を連絡する。今日は＿」
担任の話なんてどうでもいい
このクラス、いやこの学校の奴らと同じで
汚い人間だ
担任「あ、それと長谷。この後、準備室に来なさい」
またか
でも今ここで断れば後が面倒くさくなる事なんて
私が1番知っている
A「分かりました((ﾆｺ」
私は笑顔を貼り付けて
言う事を聞くしかない
朝のホームルームが終わると担任は私の目を見て
着いて来いと目で合図する
私は席を立つと
A「いい子なんだから言う事聞かなきゃ((ﾎﾞｿ」
そう小さく吐いて教室を後にした
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2019年3月23日 1時
