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寂雷side





あれから観音坂くんを探して回る

教室や色んなところを覗いてみたが居なかった

ふと






寂雷「確か…屋上に行ったりするって行っていたような…」





1度観音坂くんのカウンセリングをしている時に




独歩「屋上は静かで落ち着くんです…」




そう言っていたことを思い出す

屋上へ向かいドアを開ける






ガチャ_






独歩「あ…寂雷先生…」


寂雷「やぁ観音坂くん、ここに居たんですね」


独歩「はい…俺は…最低な事をしてしまいました…Aの手を…取ってやれなかった…」






そう言うと自分の手をこれでもかと言うくらいに握る

私は観音坂くんの手に自分の手を重ね






寂雷「大丈夫ですよ、今は保健室に居ます。観音坂くんを呼びに来たんです」



独歩「俺を…?」



寂雷「ええ、一緒に保健室に来てください。ついでと言うとあれですが、その時に伝えてみてはどうかな?」






私がそう言うとぱっと顔を上げる観音坂くん

そして






独歩「俺も…行きます、!」


寂雷「じゃあ行こうか」






私は観音坂くんと保健室へ歩く


すると前から走ってくる1人の生徒






??「先生、ここに居らしたんですね。」


寂雷「入間くん、どうしましたか?」


銃兎「保健室に居る女の子が過呼吸に。なので先生をさがしていたんです」


寂雷「長谷さんが!直ぐに戻りましょう。観音坂くん行きましょう。」


独歩「は、はい、!」


銃兎「俺も行きます」






そうして私達は急いで保健室に向かった

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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時

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