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独歩side



今日は全然アラームに気づけず

走って学校に向かっていた

角を曲がろうとした時



ドンッ…ドサッ



A「痛っ…」




前に歩いていた女の子にぶつかってしまった

ビックリしながら声をかける




独歩「あ、あぁぁ、す、すみませんっ!すみませんっ!大丈夫ですか…?」


A「あぁ…大丈夫ですよ((ニコ」




俺がそう言えば大丈夫と言って笑う女の子

ふと視線を下げるとその子の膝が擦りむけていた




独歩「で、でも、膝擦りむいて…あぁ…俺のせいで…俺が…」




俺がちゃんと前を見ていればこんな事には…

しかも女の子を怪我させるなんて…

あぁ…俺のせいで…俺が前を見てなかったから…




俺はずっとブツブツ言っていたみたいで

女の子は痺れをきらしたように




A「あの、本当に大丈夫ですので((ニコ」




とそう言った




独歩「本当ですか…?ほっ…なら良かった…」


A「ええ((ニコ。と言うか、時間大丈夫なんですか?遅刻しますよ?」




女の子に言われ俺は時計を見る

すると8時28分





独歩「あぁっ!ヤバい、じゃ、じゃあ失礼しますっ!膝ちゃんとしてください、!」





俺は女の子にそう告げてあと少しで見える学校に向かって走り出す

走りながらさっきの女の子の顔を思い出す

作ったような笑顔で目は笑っていなかった





独歩「同じ学校の子だよな…気になるなあの笑い方…」





なんてそんなことを言いながら最後の体力を絞り出し


全力で走った

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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時

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