検索窓
今日:18 hit、昨日:5 hit、合計:117,529 hit

−37− ページ37

Aside



次の日_




寂雷「とりあえず、傷も塞がって落ち着いたから退院だけど…長谷さん、無理して行かなくていいんですよ」


A「行かなかったら…いえ、私は大丈夫です((ニコ」







こう言うしかない

大丈夫って言っていれば

平気と言っていれば丸く収まる







寂雷「…とにかく、限界が来る前に私のとこに逃げてきてください。」


A「お気持ちだけいただいておきますね((ニコ。ありがとうございました」







重い足を動かして病院を出る


行きたくないのが本音


だけど行かなかったら…?





_「いい子なんだから恥かかせないで!!」

_「いい子なんだからいい子らしく居て!!」

_「いい子なんだから悲しませないで!!」





A「っ…頭痛…ハハッ」







頭に戻ってくる現実と言葉






A「いい子なんだからいい子らしく笑ってよ_」







私は無意識にそう呟いて学校へ向かった


叶わない願いを願いながら

−38−→←−36−



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:ヒプマイ , 観音坂独歩 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。