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独歩side




抱きしめてから少し経って

腕の中から遠慮がちに聞こえた声





A「独歩くん…もう大丈夫だよ、?」





分かってる、もう泣き止んだって事

落ち着いた事も

でもこれは離したくないって言う俺の我儘

少し胸板を押される感覚

今はもう少し…






独歩「ごめん…あともう少しだけ…」






そう言って強く抱きしめる


まるでここに居るのを確認するみたいに


すると



ギュッ_





A「…っ」





きっと勇気を出して抱き締め返してくれたんだろう

それが分かると、恥ずかしいよりも嬉しいと思って

そのまま小一時間くらいAを抱きしめていた






俺のドキドキが伝わりませんように_


そんな事を願いながら

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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時

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