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Aside
A「…何も聞いてなかった事にして、ごめん、」
独歩「いや……」
無言の時間が増える
どうしよう、なんて言えばいい、考えろ私
そんな私の横で黙っていた観音坂くんが口を開く
独歩「あの…良ければ名前で呼んでいいか…?」
A「へ…?」
独歩「あ…嫌ならいいんだ…。でも…良ければなんだけど…俺と…友達になってくれないか…?」
A「友達……私が、?」
そう問いかけると静かに頷く観音坂くん
友達なんてこの生きてきた中で初めてで
一瞬止まってしまったそれを見て不安な顔をする観音坂くん
独歩「ごめん…嫌だよな…こんな俺と友達なんて…」
A「そんなことない、!嬉しい…よろしくね…えっと…」
独歩「独歩…俺、観音坂独歩…好きなように呼んでくれていい」
A「じゃあ…独歩で…。」
独歩「ああ((フニャ」
A「っ…うん、」
なんだろうこの胸のキュって締まる感じ
この時の私は、まだ ” 恋 ” を知らない
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時