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Aside
あれから泣き疲れて眠っていたらしく
目を開けるともう空は暗くなっていた
ふと横にある机に目を写すと
A「あれ…私の鞄とブレザー…」
学校に忘れてきた私の鞄とブレザーが置いてあった
誰が…そう頭を悩ませていると
ガラガラ…
病室のドアが開き、音の方に目を向けると
独歩「あ、目覚めたんだね…よかった…」
「あ、」じゃねぇよ、なんで貴方が居るのどうしたの大丈夫？←
なんて言わないでおこう
またネガティブ根暗ボーイスイッチが入ってしまう
A「えっと…観音坂くんだっけ？」
独歩「あ、うん…ごめん…俺なんかが入ってきて嫌だったよな…。いや…俺も今日病院で診察予定が入ってて…ちょうどここの病院が、寂雷先生の働いてる所だから…ごめん…俺なんかが居ても嫌だよな…」
あぁぁぁぁぁぁぁ！！どこでスイッチ押しちゃったの私！！
てかスイッチ入りすぎだろうが！！
と心の中でツッコミを入れる
すると
独歩「ﾌﾟｯ…ﾊﾊｯ、百面相みたいになってるぞ((ﾌﾆｬ」
A「…」
独歩「？？あ…俺なんかが笑っでもウザイだけだよな…ごめん…俺なんか…」
A「そっちの方がいいよ」
独歩「え…？」
A「笑ってる方がカッコイイし、私はそっちの方が好きだよ((ﾆﾍ」
独歩「っ…!!///」
観音坂くんの笑顔は自然と私の心に届く
でも待て…私なんか凄いこと言わなかったか？
A「………(思い出し中)」
独歩「あ…あの…？…///」
＿「笑ってる方がカッコイイし、私はそっちの方が好きだよ((ﾆﾍ」←
＿「好きだよ((ﾆﾍ」←
A「はぁ？！」
独歩「((ﾋﾞｸｯ」
A「あの、さっきの、忘れて、！忘れなきゃ殴る、！」
独歩「えぇぇっ…!?」
ﾆﾍって何、笑った？私が？でも無理して笑ったわけじゃない
今のは
独歩「自然だったよ…？」
A「え…？」
独歩「その…笑った顔…？…が…。学校で…無理して笑ってるみたいだったから…」
A「あぁ…気の所為だよ((ﾆｺ。じゃあ今日はわざわざ荷物ありがとう、もう帰っていいよ((ﾆｺ」
独歩「え、でも…」
A「いいから！大丈夫だから((ﾆｺ」
独歩「わ…分かった…お大事に…((ﾍﾟｺｯ」
私は半ば強引に観音坂くんを出ていかせた
何も知らない人に触れられたくない
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2019年3月23日 1時
