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Aside
連れてこられたのは屋上
屋上の縁に追い込まれる
後一歩下がったりバランスを崩せば落ちる
女子1「ねぇ、観音坂くんとどういう関係なの」
A「別に。倒れてたところを運んでもらった、それだけ」
女子2「でもあんた観音坂くんのブレザー持ってたじゃん」
A「あれは彼が掛けてくれただけ」
女子3「嘘浮くなよ。お前みたいな死に損ないのブスに優しくしてくれる奴なんて居ない。」
女子4「そうだよ。自惚れんなこの出来損ない」
A「…」
女子1「何とか言ったらどうなんだよ！！」
ずっと黙ってる私にイライラするのか
虐めのリーダーの女は私の胸ぐらを掴む
女子2「いつもみたいに痛い目見なきゃ分からないんじゃない？」
女子3「あ！私いい事思いついた！じゃじゃーん、このカッターで傷つけちゃおうよ」
女子達「賛成〜！」
女子達は私の体を動けないように押さえつける
そしてカッターを持ってる女子は私の上に跨ると
私の体にカッターをぶっ刺す
A「っ…！！！」
慣れてる痛みなのに
普段からされているのに
痛いと思ってしまう
女子1「はっ、こいつ顔ゆがめてやんのwww」
女子3「自業自得だよね〜www調子乗ってるアンタが悪いんだからね？」
女子4「ほらもっと刺しちゃえ！」
その合図でまた始まる刺しては抜いて、刺しては抜いて
され過ぎると痛みなんて感じなくて
私はされるがまま
女子1「こんなもんでいいでしょ。」
女子2「そだね〜。てか血着いたんですけど！！」
女子3「最悪〜私もついてる〜」
女子4「ね、ね、屋上から落としたら死んじゃうかな？((ﾆﾔ」
A「ｹﾞﾎｯ…ﾊｯ…」
話す内容は聞こえても
血が出過ぎて意識が朦朧とする
声が出せない
虐めのリーダーの女子は私に近付くと
女子1「生まれてこなきゃよかったんだよ」
そう言って私を屋上から蹴り落とした
体の浮いて一気に沈んでいく感覚
朦朧とする意識の中で最後に目に映ったのは
落ちていく私を見て笑う女子達の顔だった
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2019年3月23日 1時
