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Aside
ふと目を覚ますとホッチキス止めをする音が聞こえる
A「ここは…?痛っ…」
体を起こそうとすると腰に走る激痛
シャツがグシャグシャになっているのを見て思い出す
A「あぁ…やられたのか…」
思い出して気持ち悪くなって
下を向いた時自分の膝に乗っているブレザーに気づく
A「これ…誰のだ…」
ブレザーを広げて見てみるも
持ち主が分かるものが何一つなかった
ブレザーを眺めていると
シャッ
寂雷「長谷さん、目が覚めていたんですね。
制服に血がついているのでこれに着替えてください。着替えたら呼んでくださいね」
A「寂雷先生、」
寂雷「どうしました?」
A「このブレザー誰のか分かりますか?」
寂雷「あぁ、3年C組の観音坂くんのです。彼がここまで運んできたんですよ」
A「そうなんですね、とりあえず返してきます」
寂雷「長谷さん、着替えは」
A「大丈夫です((ニコ。どうせ皆何も思わない」
私は寂雷先生の声を無視して保健室を出た
ごめんね先生
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2019年3月23日 1時