Q．禁断の恋ですか？A．友達です ページ23
そんなこんなで昼休みの時間になると、カバンから持ってきた菓子パンを出す。周りのみんなは学食に行くみたいでゾロゾロと教室から蟻の行列みたく出ていって私ポツンと一人になる。これがいつものテンプレ。
そして、相澤先生か来て隣の席に座ってパソコンカタカタ＆飲料ゼリーをそつなくこなしながら、私と会話する。なんだよ女子か。いや私でもそんな器用なことは出来ないわ
「せんせーさ、暑くない？長袖長ズボンじゃん。」
相澤「逆にこの季節にブレザー着てないやつお前だけだからな」
「あっつい！！！！いや春とかもう夏ですからね！？窓開けます。全部の」
相澤「勝手にしろ、あといくら自由が売りだからと言ってもネクタイぐらいはしろ。」
「いやネクタイ結べるわけないじゃないですか。なんなんですか、」
超超超暑がりな私なのでブレザーなんてものはクローゼットの奥底で、おまけに腕まくりすらしてる。窓開けますね、と席を立ち上がり窓を開ければ冷たい風が吹いてきて、髪の毛がサイア人になる。最アンド悪。ネクタイなんて見ただけで心が折れかける。爆豪だってしてないし。
相澤「葉っぱ着いてるぞ」
「あ、」
ミッドナイト「え、」
席についてパンを食べようとしたら隣からじーーーっと視線を感じてちらっと見れば急に立ち上がって、私の目の前まで来る。葉っぱが付いてる、と片手で横髪を抑えてもう片方の手で葉っぱを取ってにや、っと笑った。「おお、合理的。」と軽く拍手をしたら廊下にいるミッドナイトと目が合った。
気まずー、
ミッドナイト「なになになになに！？！？！！生徒と先生の禁断の恋！？！？」
相澤「はあ、1番面倒くさいのに見つかった。こいつが食堂に友達と行くまで付き合ってるんですよ」
「友達作る気ないですけどね」
ミッドナイト「たしかに、清水さんって一人でいると暗いわよね。他の子と絡んだとこ見たことないかも、」
･
そして、そんなこんなで週２くらいの頻度でミッドナイトも加わった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
相澤LOVE - 相澤先生がと、隣に！？もう駄目だ尊死する (4月4日 22時) (
レス) @page11 id: 8b8bcc9d2b (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 相澤先生の隣うらやましい。ミッナイ先生も加わって、次はプレマイかな…？！性格かわいくて好きですd(`･∀･)b (1月3日 15時) (レス) @page25 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
しろのね(プロフ) - コメント失礼します！🙏🏻色々と展開が予想外で面白すぎます…それに文章力も凄すぎませんか！？めちゃくちゃ応援してます！！ (12月24日 0時) (レス) @page17 id: 0693613cca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：寧 | 作成日時：2023年12月7日 17時
