こんなものか (ページ1)

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短いけどよく考えてみてくださいね。ページ1

あるところに友達がたくさんいる、普通に学校に行っていた女の子がいました。

その子は、中学一年生でその子は嫌われたことがありませんでした。

そして、部活も友達にも先輩にも好かれながら一生懸命やっていました。

何不自由なく生活してると思われました。
でも、ある日学校を休みはじめ、もう、パッタリと来なくなりました。

そして、みんなにすすめられてもう一日彼女は学校に行ってみることにしました。

そしたら、その女の子には、笑顔の大勢の人に囲まれ、凄い歓迎をうけました。
そして女の子は、学校にいる時間、ずっと笑顔で誰もがまた来るようになると思っていました。でも、またパッタリと来なくなりました。

それは、女の子が「こんなものか」と思っていたからです。
ですが、何故でしょう。

みんなに笑顔で囲まれて歓迎されるのにこんなものか、というのは、他に何が足りないのでしょう。

彼女は、何故自分が行きたくなくなって、あの日こんなものか、と思ってしまったのかあやふやでした。

でも、何日目かに考えていた時、やっと答えにたどり着いたのです。

何故彼女はこんなものかと思ってしまったのか、何が足りなかったのか……

それは「自分」でした。

彼女は、心の中にある自分を閉じ込め、偽りである、好かれる自分を作って笑顔をつくって毎日学校にいっていました。彼女は、自分を守るが為に偽りである自分をつくり、逆に自分を壊していて、みんなには、偽りの自分が好かれていたのです。