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収録が終わり、美輪さんを先頭に共演者の方々がスタジオを出て行って、俺らもスタッフさんにペコペコしながら歩き出す。
「お疲れっしたー!…日向さん、いらっしゃいました？」
丸に問われ、首を横に振ったのは、こないだ俺に、日向のヤスヘの思い入れを指摘してきたマネージャーの板橋くん。
「…なにやっとんねん…」
「信ちゃん、先ディレクターさんにご挨拶っ」
俺は丸に頷いて、2人でスタッフさんの元へ。
板橋くんに衣装の上着だけ渡して、目で合図をする。
「今日はご迷惑おかけしてすみませんでした」
丸は俺に続いて頭を下げた。
「ええんよ。まぁ急やったからびっくりしたけど 笑 ヤス、体調悪いの？舞台頑張ってたからねぇ」
笑っているディレクター。
プライベートでも良くしてもらってるから、ヤスのこともよく分かって下さってる。
でも、だからこそ、表舞台に出るものは万全の体制で挑むのがプロのはず。
「あぁ…多分、大丈夫やと思うんすけどねぇ。2本撮りの日に限って、ホンマに。よく言っておきますわ 笑」
「わかったんは丸とヤスは二人でいないとバランス取れないってことやな 笑」
普段から関西弁のディレクターに周囲のスタッフさんも笑っている。
そう。今日は1日フルパワーだった丸はオーバーヒートで、凄い顔をしていて、俺はバシッとその頭を叩いた。
丸と2人での車内。
「昨日、クロニクル2本立てやってんやろ？二日酔いで来るかと思うてたで 笑」
「おん…せやけど、章ちゃんのこと聞いたら酔いも覚めてもうたわ」
以降喋ることもなく、俺らはスタジオの廊下を歩いた。
アカンわ、これは。
こんなん関ジャニ∞やない。
ちゃんとヤスと話そう。
そう、思ったのに。
「ねぇ、信ちゃん…何か騒がしくない？」
「…行こう」
俺達は思わず駆け出した。
「大丈夫ですか！？…ちょ！誰かいるんですか？」
俺らの楽屋をガンガンにノックしているインフィニティのスタッフさん。
「どないしてんや?」
「あぁ、村上さんっ。丸山さんも…お疲れ様です。いや、あの…」
スタッフさんが言いかけたとき。
楽屋の中から、ガッシャーン！っと何かガラスのようなものが割れる音がした。
「何かあったんか?」
振り返ると汗を拭っているヨコ。
後ろには大倉、すばる、亮。
「章ちゃんっ！？…いてんのん！？…返事しろって！」
丸がドアノブをガチャガチャしようが、その扉はビクともしなかった。
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light(プロフ) - みづきさん» ありがとうございます(^o^)次も恐らく安田くんですね（笑）そのときにはまた「好きな小説」と言っていただけるよう頑張ります! (2017年9月19日 21時) (
レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
light(プロフ) - そら。さん» ありがとうございます(^o^)ウルウルだなんて、嬉しいです。これ以上苦しめるのは心が痛みましたので、ハッビーエンドで（笑）また新しく書き始めるときには遊びにいらしてくださいね (2017年9月19日 21時) (レス) id: 3b3f1b5c96 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - とても好きな小説だったので完結してしまって悲しいです(;_;)ぜひまた安田くんの小説書いてください！楽しみにしてます！ (2017年9月18日 20時) (レス) id: 843d8c558c (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - お疲れ様でした！メンバーの絆を感じてウルウルしました（笑） (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
そら。(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても大好きな小説だったので更新が終わる寂しさもありますが、ハッピーエンドに終わってよかったです！！ (2017年9月18日 13時) (レス) id: 79ad3a88fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：light | 作成日時：2017年7月19日 15時
