今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:3,188 hit
小｜中｜大
ページ ページ3
.
出会った頃の彼女は、超が付くほどの少食だった。
言ったら傷つくだろうから言わなかったけど、「それだけしか食べないの？」と思うこともしばしば。
でも、いつからだったんだろう。
「食べ過ぎた！」って本人が言うくらい食べられるようになったのは。
ある時、「いっぱい食べてくれるね」と言ってみた。
そうしたら、「ひろくんのおかげなんだよ」と言ってくれた。
俺が作った料理がおいしいから、とほめてくれた。
何よりも、一緒に食べるのが楽しいんだって教えてくれた。
「ひろくんが変えてくれたんだ」って笑ってた。
そっか、俺が変えたんだ。
Aちゃんは太るのを気にしてるから無理強いはできない。
だけど、あからさまにならないように、誘導してみる。
気づいたら食べちゃってた〜って笑ってくれたらいいな。
それが俺にとっての幸せだから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず(プロフ) - リクエストに応えてくださりありがとうございます！寂しいですが、残してくださった作品をこれからも読み返させていただきます。大好きです。 (9月25日 10時) (
レス) id: e84de64e10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾖｰﾘﾝ | 作成日時：2023年4月27日 0時
