私に彼氏が出来ない理由

尾行計画 -NJ ページ19

夕飯を食べ終え、皆がテレビを見たりホソクはお風呂入ってるけど、俺は食卓で勉強をする。

皿洗いをしてくれるジニヒョンを手伝おうとしたら、｢ナムは割りそうだからいいよㅋㅋ、自分の好きなことやってな｣と冗談交じりに言ってくれたが、仕事で忙しく疲れているはずなのに、何も手伝えない自分が悔しい。

だからせめて好きで得意な勉強をして、将来いい所に就職してジニヒョンを楽にさせたい。

という、微かな夢。

自分の部屋で勉強してもいいんだけど、せっかく家族皆居る時はその時間を大切にしたいし、その区間を共にしたい。

そんなこと、恥ずかしくて言えないけど。



ヌナがジニヒョンの所に行き、夕飯時に言っていたお祭りの話をしている。


JN｢ 男と？ ｣

『 え？ 』


……ジニヒョン、それは直接的過ぎない？


『 まさか、いつものあの子だよ 』


あの子とは、ヌナが幼稚園生から友達の女の子。
兄妹のことは知ってるし、家に何回か来たこともあるから皆"ヌナの親友"レベルでは認知してる。



JN｢ そっか ｣


そっか、って顔してないよジニヒョン。

凄い疑ってるじゃん。




･




『 じゃあグク〜、お風呂入りますよ〜 』



ホソクが出たあと、お風呂に入るのはヌナとジョングガ。

手を繋いでお風呂場に向かうのを見送り、リビングのドアが閉まる。




JN｢ ちょ、ちょ、ちょっっと！！！ ｣


皿洗いをちょうど終えたジニヒョンが忙しくテレビを見ているユンギヒョンと双子の所へ行く。


JN｢ ホソクとナムジュンも！集合！ ｣


早く早く！と食卓にいる俺と冷蔵庫から飲み物を出しているホソクを来るように急かす。






JN｢ Aがさっき言ってたお祭り、男の子と行くっぽいから明日俺達も行くからね！！ ｣


あ、行くんだ。


YG｢ は？アイツ彼氏居たのかよ？ ｣


ユンギヒョンが一番最初に反応をする。

誰かがヌナが男の人と居たとか話すと、必ずユンギヒョンが1番最初に反応する。

なんだかんだ言ってヒョンだし、ヌナのこと大好きだよなあとしみじみ思う。



JN｢ いや彼氏ではなさそうだった……とにかく！明日はお祭り行くからね！ ｣



ジニヒョンの、お祭り行く(ヌナが心配で尾行するお祭り)計画が始まった。



TH｢ やった〜！ジミナ、明日おまつりだって！ ｣

JM｢ えへへ、楽しみだなぁ ｣



HS｢ ええーー一緒に行く人いいなあ ｣


YG｢ ぜってー仕留めてやる(怪しい男を) ｣



ユンギヒョン、間違えてヌナを仕留めそうで怖いよ。

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