××赤 29 ページ29
レトside
Aからの返信はまだこない。
さすがにお腹がすいたのでコンビニに
行った。
コンビニの外から中の様子を見る。
レ「今日もコンビニのレジのねーちゃん
いんのか〜。嫌やわほんと。」
以前連絡先を聞かれたが
レ「彼女おるんですんません。」と
断っていた。
他に開いている店がないので渋々コンビニに入る。
女「いらっしゃいませー、あ、お兄さん！
おはようございますぅ！」
女を無視してサンドウィッチと新商品のプリンを
買った。
女「2点で437円になります。お兄さん今日は
プリン買えて良かったですね〜。」
レ「……はよ会計すませてください。
…おねーさんいい時計もってますねぇ。」
女「…？私時計なんて…」
レ「……。」
商品とお釣りを受け取り
コンビニを出た。
信号待ちの間時間を潰していると
さっきの女がコンビニから出てきた。
女「お兄さーん。私やっぱり諦めきれないの。
だから気が向いたら連絡して。待ってるから。」
と言って女はレトルトの手を握ったと思えば
腕にしがみついてきた。
服にファンデーションがつく。
Aからもらった大事な服に。
A以外の女に触られた。
気持ち悪い
汚い
吐き気がする
レトルトはふらつきながら路地裏まで
歩いた。
女の心配する声が聞こえる
レ (気持ち悪いことすんなや…A以外の女に触られるのが1番嫌いなんや)
女が俺の背中さすった
怒りに我を忘れ女を壁に押し当てた
レ「だからやめろって！気持ち悪いんだよ！
いい女になったつもりか！？俺にはお前とは
比べ物にならないくらいいい彼女が…彼女…が」
まだAを彼女と呼んでもいいのだろうか。
Aは俺のことをまだ好きでいてくれているのか？
そう考えると涙が溢れてきた。
昔からそうだった。
Aのことを考えると
色んな感情が混ざって最後は涙となって
出てきた。
女の顔に涙が落ちた。
レ「A…会いたい。会いたいよ。」
女「私が彼女の代わりになるよ？だから
泣かないでよ、レ ト ル トくん」
今はただAのことしか考えられなくて
女の言葉は全く耳に入ってこなかった。
キ「ありがとレトさん。
おかけでいいもの撮らせてもらったよ。」
キヨはニヤリと笑いコンビニに入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Eva - Dazeさん» わぁ！！わざわざありがとうございます！早速読んできます！ (2020年6月9日 1時) (
レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)
Daze(プロフ) - Evaさん» そのページのお話がいっぱいになってしまったため、新しくリクエスト用のページを作りました！そちらの方で純愛 キヨside のお話を記載しましたので本ページの続編からお進み下さいm(_ _)m この度はリクエストしてくださり誠にありがとうございました！ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 4df5ce2355 (このIDを非表示/違反報告)
Daze(プロフ) - Evaさん» 了解しました！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 4df5ce2355 (このIDを非表示/違反報告)
Eva - Dazeさん» 純愛のキヨsideを見てみたいです！ (2020年6月8日 0時) (レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)
Daze(プロフ) - Evaさん» 感想を書いてくださりありがとうございます！お手数おかけしますが、第何話のキヨside、または〇〇エンドのキヨsideまで教えていただければ幸いですm(_ _)m 混ざらないシリーズまで読んでくださり本当にありがとうございます！！！ (2020年6月7日 12時) (レス) id: 4df5ce2355 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Daze | 作成日時：2020年3月5日 20時
