第2話:ただ、見ているだけだった。 ページ4
こんそめ視点
俺ある意味終わった…
何で猫耳生えてんだよ…しかも尻尾2つ…
何の種族だこれ…
あれ、近くに誰かいる?
そう思ったら黒いパーカーを着た人が居た。
げん「あ、こんそめじゃん。」
こん「げんぴょんじゃん。」
お互い、姿が変わっていて面白い。
げん「…wそめさんは何か可愛い動物になってるなw」
こん「やめてよ、恥ずかしいから…」
そう言い、耳がペタンと垂れている。
げん「いや…今更だと思うけど…」
こん「ととととにかく、早く限界のメンバーと会うよ!」
げん「まぁ…うん」
すると、機械的な声が聞こえた。何か嫌な予感がする。
フィーア「異宙人2体発見。直ちに捕獲します。」
げん「!」
すると、げんぴょんは俺の背中を強く押した。そしたら俺は100kmもぶっ飛んで、げんぴょんがどうなったか分からなかった。
こん「げんぴょん!?ちょ!」
げん「…(ごめん、俺は皆に会えそうに無いかも…)」
フィーア「逃がしません」
こん「負けて…たまるかっての!」
そして俺は更に飛んだ。驚く程、空中で飛べたので流石の俺でもビックリした。
フィーア「…!まさか貴方、「猫又」の異宙人でしたか、侮ってましたよ。ですが…無駄ですよ。私の前では。」
こん「っ…!」
まずい、もう半径10kmだ。追いつかれる…でもその前に…!
にしてもあの人の能力は何だ…?でもあの足の速さはどこかで…
あ!あれだ、前とある美術館に行った時にあの人と似たような姿をしている種族があったな!あれは「麒麟」と呼ばれる種族で、足が速く人間では目に追えない速さを誇るのだとか。
なら···木々を使えば問題無い!幸いにも俺はクライミングをしてたから、木を登るのは慣れてるっちゃ慣れている。応用すれば…の話しだけどね。
多分角を折れば多少弱るとは思うんだよね。まぁ、角は放っておけばまた再生するし。
フィーア「(何か企んでいますね…)」
こん「?(どこに行った…?)」
すると、俺は油断して捕まった。
こん「しまっ…!(完全に油断した…)」
フィーア「ふぅ、これで2体の異宙人確保。直ちにそちらへ向かいます。」
??「りょーかい。フィーアは休憩しとけよな〜」
フィーア「貴方に口答えする必要はありません」
??「んだよ、ひでぇなぁ。」
フィーア「はぁ…帰還します。」
俺は何も出来ないまま、ただフィーアの後を見ているだけだった。
━━━━━━━
続く!
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作者名:yomogi30 | 作成日時:2022年5月6日 18時