【d!】魔法学校の優等生は人見知り。 (ページ37)

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35話ページ37

上に上がるとコネシマさんが見つかった。

はぐれた瞬間から上空で探していたらしい。

ショッピとチーノも無事に見つけ、無傷だった。

私は吐血していたため、先に学校に行った。

ペ神「元々魔力量が多いんでしょ…？だから、魔力切れを故意に起こした時、周りの魔力量に耐えきれず、内蔵が押しつぶされた。」

???「内蔵…！？」

ペ神「そうそう。魔力量が多すぎるゆえに起こる現象。もし、誰かと戦うってことがあった時、相手は本気で殺しに来るってなった時。

まぁそうそうないと思うけど、魔力が切れたら確実に死ぬからね。」

「はい…」

少々脅されつつ、保健室を後にした。

あの緑パーカー…ゾムと言ったか……

ゾムさんには感謝しないとなぁ……

魔力切れと魔力をゼロにするのでは訳が違うらしい。

自分の意思でやるか、やらないかの問題だが、そこにも大きな違いがある。

周りに人がいる、回復魔法を使える人がいる時に実験してみるのもありかもしれないな。

中庭に行くと、1年生はもう集まって整列しており、3人組に分かれていた。

こっちやで〜とチーノに合図され、促されるまま、チーノとショッピとの3人組になる。

らだ「3人組になれたなー？それじゃあ、サバイバル会場に転送するから、転送されたらそこから3日間のサバイバルだぞー。

先生たちが上空から見守っているとはいえ、最悪死ぬこともあるからな〜気を引き締めていけー」

ただの脅し()

朝死にかけたのにまた死にかけなきゃなのか()

サバイバルのリュックを1人ずつ手渡され、転送された。

リュックの中身は3人の中では違うが、1組ずつ同じものが入っているらしい。

意外と色々入ってる。