【d!】魔法学校の優等生は人見知り。 (ページ27)

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25話ページ27

ショ「A…出来るん？」

「ん。」

ふわっ……

軽くこなしてみせる。

というか、試験の時に私箒の上に立ってたじゃん。

チノ「さすが…俺らこれ出来るん…？」

「風魔法で支えるから…頑張って。」

ショ「そんな器用なことできるんか…」

チノ「俺らの手の届かんとこにおるよな…」

「親の遺伝だと思うよ…w」

まぁ、努力もしてきたんだけどね。

とりあえず、2人のやりやすいようにやらなきゃ。

ショッピがふわりと上まで上がる。

そして箒から離れる。

そこを狙ってショッピに風をふかせ、

滞空時間を長くする。

ﾄﾀｯ……

ショ「！！出来た！」

「ふふっ」

チノ「A！俺もやる！」

「見とくよ。」

チーノも同じ容量でやる。

すると簡単に2人ともできた。

補助があると格段にやりやすくなる。

それでコツを覚える。

チノ「！出来た！風やった？！」

「やってないよ〜」

ショ「んぁ…出来た…！」

「2人ともできるようになったじゃん。」

親ってこんな気分なのかな…なんて思いながら2人を見る。

楽しそうだな……

らだ「Aは教えるのが上手いんだな。」

「ﾋｪ…そ、そんな…こと……なぃ…で……す…」

らだ「ふははっw」

笑われた！？

何がおかしかったんだろ…

もしかして、この喋り方？それしかないよね！？

直せないよ？！

ポンッ…

慌てていると頭を撫でられた。