【d!】魔法学校の優等生は人見知り。 (ページ23)

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21話ページ23

「……」

魔法化学と、物理学は、

ほとんど同じようで全然違う。

みど「ﾐﾝﾅ魔法無ｼﾃﾞ生活ﾃﾞｷﾙ？」

緑先生は初めにそんな質問をした。

私も含めて全員が出来ないと答えた。

魔法がなければ不便すぎるし、

この世界には魔獣がいるため。

この世界の当たり前、常識だ。

だけど、この物理学を学べば魔法無しで生活した時の

生存率が上がるらしい。

そんなことは滅多にないというかある訳ないけど

やはり…

面白い。

そんなこんなで楽しい楽しい物理学を終えて

少し薬品を鑑賞して

教室に戻った。

チノ「やっぱ物理学ムズい……」

ショ「うん…どっかの誰かさんはずっと薬品見とったし。」

「だって薬品よ！？見たいじゃん…！

化学を学べば、色んな薬が作れるようになると思うんだよね。

調合の仕方も学んでさ？

色々作れば…ふっ……ふふふ……」

チノ「俺らいつか実験台にされるんやない…？」

ショ「それな。一緒に逃げような。」

チノ「置いてくなよ。」

さすがに人は実験台に出来ないかな。

……あの2人…

やめよやめよ。次の授業なんだっけなぁー！

「ん…？次…」

チノ「あ、魔術式やん。」

「何それ。」

ショ「箒の乗り方とか、ものの浮かせ方とか、

あと、新入生には杖が全員に配られるらしいで。」

箒の乗り方…？

そんなの中等部で習ったけど…