14話 ページ16
家に帰ってきた。
ただいまー…と、誰もいない空間に向かって言う。
どうせ誰もいないのに。
親は有名人だから、あっちこっち引っ張りだこ。
父親は魔道士。母親は魔法使い。
どちらもこの国では珍しい。
というか、両親はこの国1番の魔法が使える人間と言われている。
私たちはなんなのかと言うと、魔法見習い。
この世界には、大きくわけてふたつの人類がいる。
1つは普通の人間。
もうひとつは魔法が使える人間。
魔法が使える人間は優遇されている。
魔法が使える人間の中で、最も偉いのが魔導師。
次が魔法使い。
そして魔法見習い。
最後に普通の人間だ。
魔導師は男性しかなれないらしいけど…
この際性別なんて関係ないと思うんだよね…
それを言ったらお母様に褒められお父様に貶された。
まぁ、そんなもんか。
せっかく苦労して手に入れた称号を
比較的魔法量が少ないとされている女性に
取られてはプライドってものがな…
「まぁいいや……部屋戻ろ。」
部屋には薬や草花、キノコなどの植物。
色々と毒になるものが置いてあるため
一般人は近づけない。
なんならその辺の魔法見習いの奴らも無理かもしれない。
一般人が入れないように、結界は貼ってあるが…
まぁ大丈夫大丈夫！
どうせこの家に来る人いないでしょ！
…自分で言ってて悲しくなってきた……
「はぁ……」
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玲 - 我/々/だ/!/の、だ!のところをdにしたものです (2022年12月28日 15時) (
レス) @page36 id: e1c6bd9827 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - dってなんですか？ (2022年8月12日 13時) (レス) id: bd8351e4dc (このIDを非表示/違反報告)
零(ゼロ)@推しはずっと推し続ける！！(プロフ) - 初コメ失礼します。うわぁぁぁぁ((蒿餅さんの新作だ！とても嬉しいです。更新楽しみにしています！ (2022年7月10日 17時) (レス) id: 57879bf326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒿餅 | 作成日時：2022年7月10日 16時
