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先ほどのことを振り返っていると、地下に降りる教室までの一本道で何やら騒ぐ声が聞こえたので慌てて階段を降る
「何をしてい……き、貴様！なんだそれは！？」
「か、カルエゴ先生！」
ジャズの体にびったりと張り付くよく知った顔の女生徒_____
だが、その頭と下半身からは見覚えのないものがついている
「ジャズ、それはお前の趣味か！ふざけるなとれ！」
獣の様な耳と、大きな尻尾がAから生えているではないか。
またくだらんことを企んでいるのだと思い、耳と尻尾を引き剥がす為に引っ張ると
「うわああ！痛い！痛い！！」
「違うってのカルエゴ先生！それ生えてるんだよ！俺にもわかんねーんだって！！」
Aが悲鳴を上げた
本当に痛がっている様なので手を下ろすと、ぴょこぴょこと大きな獣の耳が動いた
「アリスを呼べ！」
こんなわけのわからいものを教室に入れるわけにはいかない。絶対に面倒な事になる。
ジャズからAを剥がそうとするが、どく気配は無くアリスを呼ぶ様に指示する
慌てた足音が教室から聞こえそっと扉が開いた
「A！？」
「アリスぅ！！」
急いで扉を閉めると、ジャズからアリスに器用に飛び移り大きな尻尾を振っている
「ど、どういうことだよ？」
「悪周期です…Aの。」
アリスの言葉に深いため息を吐く
やっかいな。こんなもの他の生徒達が面白がるに決まっている。
「ああ……なんか俺スッゲー疲れた。」
「！すまない。Aはこの状態になると相手の魔力を吸うんだ。」
「アリスの魔力が1番美味しいや。ジャズのも好きだったけど。」
頬を擦り寄せるAは、使い魔の狼そのものでまたため息が出る
「とりあえず入るぞ。授業だ。」
「行こうぜA。」
「うん！」
ジャズがAの頭を撫でると、にへらと間抜け面で笑う
怒る気力も失せ、とりあえず教室の中へ入った
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作者 - ラムさん» ラム様 コメントありがとうございます。イメージイラストについて今のところ作成する予定はありません。私の技術的な問題です。始めたばかりで右も左もわからない状況なのでもう少し慣れてから検討します！ これからもよろしくお願いします (2020年10月11日 18時) (
レス) id: 3a9ad650d3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年10月11日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年10月9日 15時
