第45話「衝撃的な出会い」 ページ48
倒れそうになった私を支えていたのはまさかの…
??「…僕から離れよと言ったのが聞こえなかったのか、貴様。」
僕ぴっぴでした←
というか離れろとか言ってるけど、支えてるの君だから。
しかも、支えてくれてるのが羅生門。
便利だねその異能。
貴方「あー…すみません?ところで、そろそろコレを離してくれませんかね?」
僕ぴっぴは羅生門をちらりと一瞥すると、口を開いた。
まあ、そろそろ僕ぴっぴは止めて本名を言いますね。
芥川龍之介。つまり、太宰の部下。
今日も今日とて真っ黒くろすけである。
芥「貴様、何者だ。」
え、これあれやん…絶対に太宰がいらないこと吹き込んでる感じじゃん…
じゃないとこんな敦君を見るような目で私を睨まないよ…
何と言えば正解なのか…
取り敢えず、探ってみる。
貴方「島崎Aと申します…えーと、貴方は…」
名前だけを伝え、僕ぴっぴの事は知らないふりをする。
じゃないと、太宰が怪しむからね…
芥「…僕の名は芥川龍之介。」
貴方「ご丁寧にありがとうございます。で、芥川さんは何の御用で?」
いちかばちかで質問を投げかける。
芥「…貴様は、太宰さんのなんだ。」
完全に無視ですね、はい。
というか、この流れはやばいような…
貴方「太宰様…ですか?ただの上司ですが…」
まあ、本来なら一応私の方が目上なのだろうけど。
なんてったって首領秘書だからね。
まあ、中也でさえも知らなかったくらいだし、僕ぴっぴに言っても、信じないだろう。
芥「貴様は何の異能を、持っている?」
僕ぴっぴがふいに問いかけた。
貴方「精神操作の異能ですが…どうして知っているのです?私が異能力者だと…」
芥「答える義理はない。」
なるほど?言うなって命令されてる訳ね。
芥川に命令出来るとなると…
やっぱり、太宰の差金か。
じゃないと、私が異能力者だなんて目の前の芥川が知っている訳がない。
私の異能は首領と、中也、太宰の3人しか知らないはずなのだから。
となると、芥川が私が異能力者という事を知っているのはおかしい。
バラしたのは十中八九太宰だろう。
と言うことは、今、芥川が来ているのは…
芥「着いて来い。」
私がそうつらつらと考えていると、羅生門に身体を引っ張られる。
嫌な予感がする。
というか、嫌な予感しかしない。
貴方「何処に行かれるので?」
私が半ば諦め半分に問えば、芥川がちらりとこちらを一瞥し、答えた。
芥「…中原さんと、太宰さんの所だ。」
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舞 - 首領のルビ、ボスのはずなんですが...なんだか違和感があるんですよね「しゅ、首領」みたいなセリフの時内容はとても面白くてワクワクしながら読んでいます! (2018年7月2日 22時) (レス) id: 338b13862d (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 原作しか見てないのでアニメではどうなってるのかわからないのですが、首領の読み方はそのままでなくボスだと思います!更新楽しみにしてます頑張ってください^^*(同コメありましたらすみません) (2017年9月30日 0時) (レス) id: cfd67c96bc (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_桜(プロフ) - 森さん(^q^)うぇへへ……なのですが、設定ページで三人称の意味合いが違うと……ヾ(・д・`;)heとかsheとかジャ (2017年8月18日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@現実逃避(プロフ) - きなこさん» 初コメントありがとうございます。この作品で森さん好きが増えたのであればこの上ない喜びですね。企画も賛成して下さり…感謝です。暖かい言葉嬉しかったです。これからも、不甲斐ない作者ではありますが、よろしくお願いしますね*_ _)ペコリ (2017年6月22日 23時) (レス) id: a2afccea58 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@現実逃避(プロフ) - 晋陽さん» 森さんの色気は上手く描写出来ていますかね…?それならばとても嬉しいのですが…コメントありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね*_ _)ペコリ (2017年6月22日 23時) (レス) id: a2afccea58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルリ@現実逃避 | 作成日時:2017年2月1日 21時