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数日後。

「いってきまーす。」

私はいつものように高校へ行こうと、玄関のドアを開けた。

「…寒っ。」

おいおい、待て待て待てい!
なんで四月なのに雪降ってるの!?

私は急いで、マフラーを取りに部屋へ戻る。

「あれ、アンタもう帰ってきたの?」

たった今起きてむっちゃ眠そうなミナコさんに声をかけられた。

「違うの!雪降ってるの!」

「え!?まじ!?」

カーテンを開けてかなり驚いた顔をしているミナコさん。

私はマフラーをとって、首に巻いて

再び家を出た。


九州なんて滅多なことがないと雪なんて降らない。

雪なんて全然慣れないから、
私はいつもなら徒歩二十分でつく学校を
倍の時間をかけて歩いた。


学校に着いて、教室へ入ると
皆はスマホを見てざわついていた。

まあ、突然の雪だからしょうがない。

そう思いますよね?

違うんです
最近の高校生、こんなんじゃ驚きません。

まあなんで皆がざわついてるかは、見てなさいな。

とりあえず私は舞に声をかける

「おはよう。」

舞もまた、皆と同じように複数の女子とスマホに夢中になっていた。

「またそれ?」

私はまた舞に声をかける。

「そうよ、だって凄いじゃない…。」

そう、皆が騒いでいるのは
勇利君がヴィクトル・ニキフォロフの昨シーズンFS【離れずにそばにいて】を滑ってみた
の動画だ。

私は二日前それを初めてみた時。
驚きもせず。

よく、優ちゃんと3人で
ヴィクトルの真似ばっかやってたなー
なんて、昔のことを思い出したりしていた。

それにしても、さすが日本のトップスケーター
拡散数が半端でない。

皆のざわつきをよそに、この2日間私は
のんきに勇利君の凄さを再認識していた。

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設定タグ:ユーリ!!!onICE , ヴィクトル・ニキフォロフ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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あーちゃん(プロフ) - 移転をしたのでしたら、移転先のリンクを載せて貰えると助かります。 検索避けされてるなら、尚です。 ランキングは、どの辺なのかも詳細なく、探しようがありません (2019年8月26日 21時) (レス) id: 19c8ad80b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Plum | 作成日時:2017年4月1日 13時

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