二話 続 ページ10
薬研藤四郎side
俺っち達があの、Aの所に行くと丁寧に襖を開けてくれた。
五虎退と一緒に行くと最初は驚いてたがAも礼を言ってくれた。
その後、Aの部屋を出たら五虎退が先に口を開いた。
五虎退「優しそうな方でしたね。」
薬研藤四郎「あぁ、そうだな。」
俺っち達があいつに色々教えるのために行ったのも確かだが、どんなやつだったか気になったのも確かだ。
案内中に会ったが、どんなやつまでは分からなかったからな。
まぁ、それで俺っちがついていったんだが。
薬研藤四郎「大将にも平気そうだって伝えておくからお前は先に部屋に戻って寝ろよ。」
五虎退「はい!」
そう返事をして廊下を走っていくのを「転ぶなよ。」と声を掛けて俺っちは大将の部屋に向かった。
薬研藤四郎「大将。入ってもいいか?」
主「ん?薬研か?いいぞ。」
薬研藤四郎「夜分遅くにすまねぇな。」
主「いや、構わないさ。……んで、Aの様子はどうだった?」
薬研藤四郎「まだ、実感がないようだな。まぁ、一応部屋の説明やらはしといたぜ。」
主「お、悪ぃ悪ぃ、そういや伝えんの忘れてたわ笑」
薬研藤四郎「しっかりしてくれよ。大将。」
まぁ、こういう所があっても仕事はちゃんと終わらせるから皆に好かれるんだろうな。
薬研藤四郎「後は…。まぁ、それ以外は特にこれといった問題はなさそうだな。」
主「ありがとな。もう休めよ。明日は少し遅くても構わないからさ。」
薬研藤四郎「気遣いありがとよ。でもこんくらいなら平気だ。」
「大将も早く休めよ。」とい一言言ってから俺っちは部屋を出た。
薬研藤四郎「さーて、休むとするか。」
そう言って、俺っちは部屋に戻って直ぐに寝た。
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ゆっち - 面白かったです。更新頑張って下さい !‼️続きがみたいです。 (2022年9月28日 16時) (レス) @page43 id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜好きさん | 作成日時:2020年2月16日 16時