キノ推し視聴者のお話 ページ33
はじめまして、私はどこにでもいるOLです。
中々ブラックですが我々ださんの動画で何時も癒されています。
そんな私には生涯ずっと推せる最推しが居ます。
それが我々だのキノユキさん。彼女はグループでただ一人の女性メンバーです。
かっこよくてPSが高くて…彼女の魅力を語ろうと思えば二日必要ですね。
何故そんなにも彼女を推しているか？それは彼女に実際お会いしたからです。
キノさんはイベントにも出ていませんし、勿論私はストーカー行為はしていません。
ならどうやってお会いしたのか…それを今から話しましょう。
* * *
私が初めて行ったイベントは2016の闘会議。
推しの鬱先生目当てで当時大学生だった私はバイト代を消費して現地へ向かいました。
今思えばチケット買えたのは奇跡でしたね…。
ですが私は人混みが苦手で…イベントが終わった途端に気分が悪くなっちゃってブースに行く途中に倒れそうになったんです。その時に助けてくれたのがキノユキさんでした。
｢…顔色悪いですね、人が少ない方に行きましょうか｣
手を引いてくれた彼女は背が高く所謂モデル体型と言うやつで凄い美人さんでした。
黒髪美人だ…と思いながら、人気の少ない方へと連れていかれました。
自動販売機で暖かいお茶を買ってきてくれて、更に着けていたマフラーと手袋を貸してくれたんです。イケメン過ぎかよ。
この時既になんだか聞いたことのある声だなと思っていたんですが、キノユキさんだとは気付いてませんでした。
｢有難うございます…｣
｢いえ、自分も人酔いするタイプなので…｣
とマスクと眼鏡の下で笑った。
そして暫くして落ち着いたので、マフラーと手袋を返して出口へ。
｢じゃあ自分、友人待たせてるんで。
気を付けて帰ってくださいね｣
そう言って彼女は私とは逆方向へと行った。
友人さん待たせてたのか…ちょっと悪い気が…。
そしてその日の夜。
私が彼女をキノユキさんだと知る出来事が。
鬱先生の投稿で｢キノちゃんイベント普通に来てたんだけど！｣と呟きと共に添えられた写真。
そこにはスタンプ顔を顔を隠したキノさんが写っていた。
あれ、この服装見覚えある…あの女性だ。
そう思って動画を確認すると、女性の声とキノさんの声は似てることに気が付きました。
それからは早かったです。
私はキノさん沼にどっぷりと堕ち、今現在も推しています。
さぁ…貴方も是非キノさん沼に堕ちるのです…。
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櫻夢(プロフ) - 紫さん» 勿体なきお言葉…！有難うございます！拙い文ですがこれからも精進させて頂きます！ (2020年4月29日 0時) (
レス) id: c6ce1548f4 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 続きも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉこの小説大好きです!!! (2020年4月28日 11時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻夢 | 作成日時：2020年1月12日 12時
