【約束のネバーランド】紺の少女と鬼ごっこ

15日目 のみこみ ページ21

・Noside


爆弾が投下された。


だが、ノーマンはいつかこうなると確信していたの
だろう。

とりあえず今は、明後日の方に視線を向けておくが。


『だって明らかに様子おかしかったし』

「リトルバーニーの件は「間に合わなかった」のにお前ら手ぶら」

「するどい！」

「何もねぇわけねぇだろ、吐け」

(やっぱ2人も頭いい！)


ここまできていて隠すのは、もう無駄な抵抗。


「…助けてくれる？」

「『？ おう／うん』」

「話すよ」


いつかは2人にも伝えるべきこと。


「僕ら全員ここから逃げなくちゃならないんだ」


・


・


・


「鬼…農園…ママが敵……？


…ヤバくね！？
！、あっだから格子窓！」

『365日の規則正しい生活も、商品の品質のためってことか。なるほどー』

((のみこみ早っ！！！))


短時間で2人に追いついたレイとA。


「えっ、ていうか超すんなり信じてくれてるけど…」

「は？当然だろ。
ノーマンがこんな間抜けな嘘つくかっての。


エマならともかく」

(信頼の差！！)


『＿＿じゃあ実際逃げるとなると』


Aによって、先程までの和んだ空気は退場する。

堂々と入場してきたのは緊張感という、張り詰めた空気。


『問題はあれこれあるけど、まずは人数だね』


今回の脱獄でかなり重要となる点だ。


・

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