尻尾は何色？[参加型続き] (ページ39)

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家族パロ（もち米マン）ページ39

ルイsibe

ル「ほのか！！」

ル「と、取り敢えず私が部屋まで運ぶから！ちびちゃん達をお願いね！」

br「う、うん」

ほのかまた嫌なこと思い出してる…！
ごめん…！私がもっと気を付かって
私が支えなきゃ、私がどうにかしなきゃなのに…!

舞姉ともほのかとも違ってオッドアイではない
親に気に止められなかった私が…
なにもされてない私が！
皆を支えなきゃいけないのに！

どうしてなにもできないの？

舞姉見たいに優しくも気遣いもできないし
ほのか見たいに周りを見て動くことも嫌いなことに耐えることもできないし
そもそもほのかに嫌な思いをさせてる時点でダメダメだ…

ほ「…うぅ…ﾊｯﾋｭｩ…」

ル「ごめんね…無力で」

ほのかをベッドに寝かせてすすり泣く

学校では優等生だ、何て言われるけど
やれることを精一杯するだけ

私よりもずっとほのかの方が頭が良いのに
ほのかのことをできが悪いなんて言わないで？

でも、皆の期待にも答えたくて
反論できない、そんな自分がただ愚かだ

いっそ皆私を嫌いになってくれればいいのに…

か「ほの姉…？ルイ姉？」

ル「かずは！？どうして来たの？お部屋で皆と遊んでな？」

か「だって…ほの姉が苦しそうだったから」

ル「大丈夫だよ、ほのかお姉ちゃんには私がついているから」

か「でも…」

ル「ほら！速く行かないとシャークんが悲しむよ？」

か「やだ！行かない！」

ル「…どうして？」

か「だって…だってルイ姉、泣いてるもん！」

ル「…えっ？」

か「ほの姉にはルイ姉がついてるけど…ルイ姉は今は一人だもん！」

ル「…かずは」

か「だから…！ルイ姉と一緒にいる」

ル「かずはは優しいね」

か「お姉ちゃんの妹だもん！」

ル「…そっか」

私はかずはをそっと撫でてほのかに目を向けた