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手持ちのチョンチーとチルットは保護したポケモンが懐いてそのまま着いてきたらしく、まだ成長途中。しかしホスタ自身は外すことを考えておらず、今後のために経験を積ませようとよくボールの外に出している。チョンチーは腕の中、チルットは頭の上が定位置。たまにチルットが髪を引っ張ってくるのでその度に叱っている。
旅をしていたころに連れていたポケモンたちは現在実家におり、近所の子供たちのよい遊び相手となっているようだ。
シラスゲタウン出身で、海や水辺にいるポケモンに詳しい。泳ぎが得意なのもこの出自に関係している。家族構成は両親と姉。父親は漁師で海に出ることが多い。姉はシキシマ内で別の仕事をしているらしいが、しばらく会っていないのでホスタは詳細を知らない。音信不通状態である。姉弟仲は悪くないが、いかんせん姉が奔放すぎるとのこと。現在はカタイトの独身寮に住んでおり、休日はランニングしつつほかの街を散歩している。非番の日でも困っている人を見かけたら思わず声を掛けているため、身分証明書が欠かせない。
【SV】
「カタイトのレンジャーベース所属、ホスタです。何かあったら声かけてください」
「えーっと、シラスゲまでの道、ですか。そんじゃまずサヲシカシティに行かないとなんすけど…… …… 不安なら巡回ついでに送りますよ。それにしても、あんな辺鄙なところへ何をしに？」
「っと、見つけた！お前の友達が、ここで迷子になった子がいるって教えてくれたんだ。…… あーっと、泣くな泣くな。まず、手当してから、カタイトまで送ってくよ。とりあえず、足見せてくれ」
「ん、すんません。上着拾ってくれたんすか。助かります。…… ああ、これウェットスーツなんで別に濡れてもいいんですよ。そんですぐ乾くんで。お気遣いありがとうございます」
「こちらホスタ。脱走したブビィ、無事保護しました。これから育て屋に戻りま…… あっ、こら、暴れるなよ。何が嫌なんだお前」
「なんかお困りっすか。あ、いや、困ってないに越したことはないんだけど。こっち見てたから、一応」
「…… いえ、お礼なんて。これも仕事なんで。んじゃ、失礼します」
「すんません、レンジャーベースから呼び出しくらったんで、俺はこれで」
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