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「もうちょい先、岩が多い場所あるんで、ちょいとだけ迂回しましょう。…… …… 地図で説明した方が早いですね。こう、するっと避けてく感じでお願いしたいです。見たところ船長さん腕利きですし、朝飯前でしょう」
「あっ、どうもー。大シケですねー。…… …… あ、濡れるんで名刺持ってきてないんですけどシキシマの水先案内人です。さっき無線入れたと思うんですが、電波悪くて届かなかったみたいですね。驚かせてすいません。…… フローゼル、戻っていいよ。雨の中ありがとね」
「今のままじゃ危ないんで、とりあえずここら辺だけ雨晴らしに来ました。そんじゃ、ルンパッパ。一仕事頼むよ」
「救難信号受け取りましたが、どうかしましたか…… っと、ああ〜、サメハダーの群れ。暑くて気が立ってんのかね。そんじゃま、落ち着かせてきます。もうちょいで他の案内人が来るんで、その人の指示に従ってくださいねー!ギャラドス、マリルリ!やっちゃって!」
「いえいえお礼なんてそんな!私は仕事をしただけですよ。お客を無事に港に到着させるっていう、ね。ま、お帰りの際はお気をつけて。それじゃ!」
「要請あったら昼間でもすぐ来るけど、シキシマでは滅多にないねえ。この時期にいっぱい人が来る!ってのは中々。他地方のトレーナーがコンスタントに来てるから、ここ」
「お酒はですね、飲むと全てが楽しくなる魔法なんですよ」
「ちょっくらカタイトの遊園地行ってくるわ。ん?だいじょーぶだいじょーぶ!明々後日までには戻ってくるから!…… あれ、次のシフト、明後日?じゃあ明後日まで戻ってくるわ!行ってきまーす!」
「…… …… おお、ここに人が来るとは。きみ、結構強いんだ。いいね、お姉さん盛り上がってきちゃった!」
「水統一フロア担当、チオン。いざ尋常に勝負!…… なんてね」
「アッハハ!悔しそうな顔してる〜っ。お姉さん、そういう子好きだよ。鍛え直してまた来な!それで次も、アタシが勝つ」
「アタシにもあんたくらいの弟がね〜…… …… って嘘嘘!何年も会ってないからもう20くらいいってるわ!ナハハハ!」
「ガキの頃かくれんぼしてたら遠洋航海に着いて行っちゃったことがあってさ〜。いやーあんときは焦ったね。まあほかの地方の水ポケモンとも触れ合えたし、おっちゃんたちも優しかったから今となってはいい思い出さね」
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やすり
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