旅好き女子は地方を巡る (ページ4)

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協力者ページ4

キッサキシティまで連れていってくれる方を待っている間、
マサゴタウンから見える海を
ハクリューと共に眺めていた

『シンオウ地方の海も綺麗だね』

ｺｸｯ

ハクリューは頷いた

『………ハクリューはふるさとに帰りたいって考えたこと…ある？』

ﾌﾙﾌﾙ

ハクリューは首を横に振った

ハクリューとはもう随分長いこと一緒にいる

ボールに入れたのは10歳の時だけど
入れる前から水辺でよく一緒に遊んでいたので
主従関係というよりかは
親友という言葉が1番合うような気がする

『これからカントーとカロスかぁ。どっちから行こっかな？』

「迷ってるならシンオウ観光でもする？」

後ろから声をかけられ
ふと振り向くとそこには
雑誌やポスター等で
お見かけしたことのある人だった……

『？？えーっと、人違いだったらすみません。シロナさん……ですか？？』

するとその人は微笑み

「貴方ね？ナナカマド博士から連絡のあった子って。」

『へ？？じゃあ、シロナさんがキッサキシティまで連れていってくれる方……ですか！？』

「えぇ、改めまして私の名前はシロナ。
好きで歴史とか考古学を専門に調査してるの。よろしくね。」

『私はAっていいます。こちらこそよろしくお願いします。』

お互いに自己紹介を簡単に済ませた

「それじゃ早速キッサキシティに向かおっか！」

『はい！よろしくお願いします！
……ちなみにどうやって向かうんです？』

「ん？空を飛んで向かいましょ？
力を貸してね！トゲキッス！」

『え？』

秘伝技ってジムバッジないと使えなかったんじゃ……