旅好き女子は地方を巡る (ページ3)

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雇い主ページ3

「キッサキシティから出る船に乗って、
カントーとカロスに向かい
これらをそれぞれ届けてくれるか？」

『はい！おまかせください！』

ナナカマド博士から渡されたのは
ポケモンの写真が添付されてる手書きの書類と、
プラターヌへと書かれている手紙だった

「写真付きの書類は、
カントーのマサラタウンに研究所を構えている
オーキド博士という者に。

そっちの手紙は、カロスのミアレシティにある研究所。プラターヌ博士に渡してくれ。」

『わかりました。』

記念すべき初仕事！

…………なのだが、ここで1つ不安が

『……あの、マサゴタウンからキッサキシティって……山越えないと辿り着けなかったような気がするのですが……』

「ちゃんとその辺は手配しておる。
Aをキッサキシティまで連れていってくれないかと連絡をいれたところ、
快く引き受けてくれたのでな。安心したまえ。」

ホッ……良かった
テンガン山を超えなくてはいけないのかと思った

『わざわざ連絡を入れて頂いてありがとうございます！』

「礼ならキッサキまで連れていってくれる者に言いなさい。」

『はい！』

私はとんでもなく良い上司に恵まれた気がします