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仕事 ページ2
シンオウ地方、マサゴタウンにある研究所からこの物語ははじまるのである
「……大変な仕事だぞ？それでも良いのか？」
そう尋ねたのはナナカマド博士だ
『はい！構いません！』
ナナカマド博士が大変だと仰る仕事
それが先日私が見つけた求人広告に書かれていた内容である
その仕事内容とは、
各地方で研究をしている博士達に
書類やそれぞれ渡したいものを
届けるというもの
まだ公に出さない大切な書類もあるため、
郵便では渡さず、
代わりの人で構わないので
手渡しで渡したい……との事だそう
各地方ということは、
シンオウからカロスまたは、
カントーからアローラという事も……
きっとナナカマド博士はその移動が大変であるという事を案じていたのだろう
しかし私は外へ出て色々な所に足を動かすのが趣味
なので大変だと言われたその仕事に
少なからず私は魅力を感じている。
「……うむ。
大変だと思うが
これからの配達仕事をよろしく頼むぞ。」
『こちらこそ！よろしくお願いします！』
これでお仕事をしながら、
地方巡りを満喫できる！
楽しみだなぁ
私はそう思いながら研究所を後にした
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作者名：やのまる | 作成日時：2020年3月11日 3時
