第8話 ページ10
「っ……!」
ヒビヤが嗚咽を漏らしながら話した過去はとてつもなく惨く、悲しいものだった。
そして震える指で、コノハを指す。
「お前は……裏切り者だぁっっ……!!」
「違……僕は……「違わないっ!」」
「ちょっと待って!
ヒビヤの話は聞いたけど、コノハの話は聞いてないよ。
コノハにも話を聞こう?そうしたら何かわかるかも知れないよ?」
「っ……、うん。わかった」
と、そこで団長が口を開いた。
「すまんが先に俺たちの話も聞いてくれないか?ヒビヤの事以外にも、俺たちの周りでは様々な事件が起きているんだ。」
「わかりました。あ、ちょっとトイレ行ってきてもいいですか?」
「あぁ。」
私はトイレに入り、鍵を閉めた。
……精一杯堪えていたけど、もう限界だ。
だって、気づいてしまったから。
ヒビヤは、
ヒヨリちゃんが、好きなんだって……――――――――――――。
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【オッドアイ】奏@ていふじょー(プロフ) - 雷光@ロナさん» DM!その手があったか! (2017年1月5日 17時) (レス) id: 7e9c4d817f (このIDを非表示/違反報告)
雷光@ロナ(プロフ) - 奏@歌い手になりたいさん» ううん、大丈夫。できる限り自分で書くけど、話の展開とかをDMで話すかも (2017年1月5日 14時) (レス) id: 31bfa814ff (このIDを非表示/違反報告)
奏@歌い手になりたい(プロフ) - お知らせありがとね! (2017年1月5日 10時) (レス) id: 12c4977fec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雷光 | 作成日時:2016年8月22日 15時