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13___違う感情 ページ16

貴「留星〜」

留星「あっ、A! ちょっと待ってろ! 次の授業の課題がまだ終わってないんだよ!」


私達は、休み時間にはお互いの教室に遊びに行くこともあるぐらい、
仲が良い。



貴「…………はやくしてよ」

留星「え、なんでそんな機嫌悪いの」

貴「………そんな課題3分で終わらすから」

留星「あ、ありがと。じゃあ、よろしく?」


留星は私の様子をうかがいながら、
おそるおそる課題を渡してきた。


私は2分58秒でその課題を終わらせ、
留星を見つめて考えてみた。



こいつに対する、
この気持ちが恋なの?

信じられない。


私は勝手に友情だと思ってたけど。



留星「おまえ……どうしたんだよ」

貴「あんたがちゃんと学校でやってけてるか心配で」

留星「俺はそこまで問題児じゃない」


留星は絶対、
私がそんなことで悩んでるんじゃないって気づいてる。



留星「まあ……。言いたくなったら言えよな。でもおまえが俺に悩みを話さないなんて、珍しいな」



あんたも関係してるんだっつーの。


こんなこと考えてたら、留星とこんなに話しにくくなるのか。



全ての発端は健君なんだ。


恋とかいうよくわかんない気持ちと私を向き合わせた。




二人に対するこの気持ちは恋なの?

本当に?




友情と恋って、似ているの?




きっと、嫌でも私は、
これから今の疑問の答えを知っていくんだ。



じゃあせめて今は、
これから先もっと向き合わなければいけなくなるんだったら、
今のこの時を私らしく、自由に行動すればいいか。




貴「今回の悩みは、多分自分で解決しなきゃいけないことだから」


私はにっこり笑ってみながらそう言った。



こう言ってから留星と視線がばっちりあって、
留星が少しはっ、としてから視線をそらした理由はわからないけど。


その後に留星が、

「Aもちょっとは成長したよな」

ってニカッて笑いながら言ったから、
少し重かった空気も軽くなったきがした。



貴「留星に言われたくはないわ」



留星としゃべって、一つわかったことがある。




留星「幼なじみなんだから変わったか変わってないかぐらいわかんだよ」







健君に対する感情は、留星に対する感情とはきっと、
違うもの。


Y

14___サッカー部→←12___おんなじ感情


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設定タグ:優柔不断? , 名前変換オリジナル , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ゆきだるま - ヒイラさん» そうなんですか?私はまず好きな人がいないので、好きな人がいるってうらやましいです!だからこの小説に思いをぶつけてたりして(^^; (2014年8月26日 15時) (携帯から) (レス) id: cd2e33bf45 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイラ - 僕の好きな人はこんなに優しく無いから、なんか新鮮です〜♪ (2014年8月26日 14時) (レス) id: 32671d38f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま - ヒイラさん» わぁっ!!ありがとうございます(*^-^*)バンバン更新していきますね♪ (2014年8月23日 7時) (携帯から) (レス) id: cd2e33bf45 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイラ - 初めまして、ヒイラです! すごく面白いです! (2014年8月23日 6時) (レス) id: 32671d38f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:snowman&なな♪ | 作成日時:2014年8月17日 11時

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