涼介 ページ40
ステージ
急いでステージへ向かうと座ってドーム内を見つめる涼介の姿。
｢涼介。｣
私の声に少し驚いて振り返る。
涼｢A。よく分かったね、俺がここにいるって。｣
｢薮くんに聞いた。｣
涼｢そっか。｣
｢どうしたの？いつもはずっと楽屋にいるのに。｣
｢…A。髪乾かさなきゃ、新年早々風邪引くよ。｣
…涼介がこうやって話を変えるときは大体何か言いたいけど言えないことがある。
｢……。｣
何か言いたいってことは分かるから、無言で涼介の隣に座る。
涼｢……A。｣
｢ん、？｣
名前を呼ばれて涼介の方を向く。
涼介も私の方を向いて、小さく息を吐いた。
涼｢………俺、Aのこと、、、、、
好きだ。｣
涼介が私のこと…好き？
涼｢メンバーだからとかじゃなくて、Aが好き。｣
｢ほんとに？私でいいの？？｣
涼｢Aがいい。Aじゃなきゃだめ。｣
そんな涼介の言葉に涙が溢れる。
涼｢泣かないの(笑)｣
って笑いながら私の頭をポンポンってしてくれる。
そして、優しく抱きしめられた。
｢涼介？｣
涼｢ん？？｣
｢…すき。｣
涼｢俺も。｣
涼介の手がそっと私の顔に添えられ、涙を拭いてくれる。
おでこがくっつきそうなくらいの至近距離。
涼｢…キスしたい。……けどやめとく。東京ドームの神様に怒られそう。｣
｢確かに。(笑)じゃあ、お預けだね。｣
涼｢残念だなー。しょうがねぇ、楽屋戻ってみんなに報告するか。いい？｣
｢うん。メンバーには知っておいてもらうほうがいいと思う。｣
多分、薄々気づいてる人もいるのかな。
涼｢あと、明日。初詣の前にジャニーさんのところ行こう。｣
明日は、デビューしてから毎年行く神社へ全員で初詣に行く日。
｢ん、分かった。｣
ジャニーさんのところに行くってことは、、。
認めてもらえるのかちょっと不安。
でも、覚悟はあるよ。
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美紀 - JUMP大好きで7担当です最高です (2018年12月27日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずき
| 作成日時：2018年10月21日 21時
