14.うれしいの。 ページ14
山「あれ?Aちゃん、いつもと雰囲気ちがうね」
貴「あ、、、うん。」
涼介くんに会うために、なんて言いそうになった自分が恥ずかしい
山「もしかして、、、彼氏できた?」
貴「できるわけないよ!」
そんなこと思って欲しくなくて急いで手を振る
山「そっか、、、ならよかった!」
貴「え?」
どういうこと、なんだろう。
山「あれ、よくないのか?よかったのか?」
なんて首をかしげる涼介くんがおかしくって
貴「ふふ。」
笑ってしまった
山「あ、Aちゃん、笑ったでしょ!」
涼介くんは頬をふくらませた
怒られてしまったから謝らなきゃと
貴「ごめんね、、!」
と謝ると
山「いやいや、怒ってないよ」
って、優しい微笑みを浮かべた。
貴「あ、これ、お礼です!」
山「え、、、別にいいのに。」
もしかして、迷惑だったのかな
貴「いらなかったですか?」
山「ちがうちがう!そんなに気を遣わなくていいんだよ?あ、けど、嬉しいよ!ありがとう」
貴「、、、そうですか。」
ピロン
山「あ。」
お仕事かな。それとも裕翔くんたちかな。
山「俺、呼ばれちゃったから、ごめんね!プレゼンほんとにうれしい!ありがとう」
貴「あ、、、では。」
もう、終わっちゃった。
いや、何を考えているんだ私は。
お礼を渡すだけの用事でこんなに話したんだ。
短くなんかない。
ドアを開けようとすると
山「Aちゃん。」
貴「なんですか?」
山「ご飯、食べた?」
貴「、、、食べてないですけど。」
山「おお!! じゃあさ、今から、セブンで集まるんだけど来ない?」
貴「え、、、。」
山「裕翔が誘えってうるさいの。来てやってくんね?」
貴「...いいの?」
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カコ - 面白いので 更新頑張ってください! (2018年11月26日 21時) (レス) id: 2ddf4e5f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やま恋 ちねん | 作成日時:2017年2月27日 16時