【５】 ページ7
☆明日花side★
活動をする方向でまとまった。
学「最初はとまどうかもしれないが、学園内での活動だ。そこまで気負わなくて大丈夫。
男子が「嵐」、女子が「BRIGHT」で。気楽にやってもらって大丈夫だからね？」
10人「はい」
学「確か、噂によると、君たちは付き合ってるんだよね？
面白くなりそうだね」
いたずらっ子の笑みを浮かべて奥の部屋へ去っていった。
明日花「学長の無茶ぶりは相変わらずだね笑」
翔「だな笑」
ガチャッ
学長がドアを少し開けて顔を出す。
学「あ、忘れてた。今日の始業式で紹介するから。あと、翔と明日花は今回もピアノと指揮よろしくね〜」
バタン
和「はぁ、具体的に何すればいいんですかね」
佳穂「歌とダンスって言ってたけど、私ダンスできないよ。。」
美月「私が特訓してあげますよ笑」
小春「あす、どーしよ。私も自信ないよ」
明日花「大丈夫、佳穂さんいるから笑」
佳穂「ちょっと、どういうことですかー？」
智「まぁ、佳穂はヤバいもんな笑」
噂によると、ダンスの授業で佳穂さんのダンスは面白かったらしい。
リズム感というか、身体の動きが違うというか笑
佳穂「違いますー、ちょっと苦手なだけだってー」
和「先輩踊れるんですか？初耳です。」
佳穂「ちょっとニノまで、真面目な顔で言わないでよ〜」
10人の笑い声が響く。
このメンバーなら何とかなりそう。
そう思えた瞬間だった。
翔「なんか、成り行きで決まっちゃったけど、やるからにはできるだけ頑張ろ。」
10人は顔を見合わせて覚悟を決めた。
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作者名：丹翔 | 作成日時：2022年2月18日 16時
