【ヒプマイ】クレープ屋のお兄さんは陰キャ【男主】

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貴『銃兎さん、俺今日でヨコハマにいるの最後なんですよ』

なんとなく送る。

銃『そうなのか？俺は今日用事があるから、会いに行けないぞ？』

会いに行けないぞって…なんだよ彼氏かよ。
まぁ、すこし寂しい気もするな。ここまで仲良くなると。

銃『もしかして寂しいか？』

うわっ、能力者なのか何かなのか銃兎さんは。
そして、これを打っているときの銃兎さんの笑みが想像できる。
すごい、悪い顔してるぞ…

貴『まぁ、正直寂しいですけど…。じゃ、俺仕事に戻りますね！』

そう返して、スマホを閉じる。
背伸びをし、エプロンのひもを締めた。


‐





‐


貴「あの、、お口に合いますでしょうか。」

左「…」

目の前には、俺のつくったクレープを不機嫌そうに食べている
碧棺左馬刻がいた。

貴「(ヒェッ、か、帰りたいよ〜！！！)」

‐


それは３０分前ほど。

貴「(大学の課題があって徹夜続きだったし、店長にも許可もらったから、
今日は早めにきりあげようー！)」

なんて考えながら、店の片づけを少しづつ進めていた。

すると、後ろから足音の止まる音と、

？「おい」

聞き覚えのある、ドスのきいた声が聞こえた。

この声は…思い出される数日前の記憶。

ヒェッ…思い出したくない、色々怖い…。

？「聞いてるのかテメェ」

俺の中の本能が、殺される！！と悲鳴を上げている。殺される！！！死ぬ！！
助けて！！誰かー！！！

どうしよう、どうしようと考えていると肩を勢いよく掴まれ
彼の方向に向かされる。
死んだ！！！！！

？「おい、お前、俺のこと覚えてるよな？」

貴「は、はぃい！！碧棺さん！あの時のことは本当に感謝してます！！」

と、言って俺は頭を思いっきり下げた。

それは、碧棺さんに思い切り頭突きをする形となったのだ。









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