リゼロの虚飾の魔女・パンドラとして生まれ落ちた私はヒーローを目指す【ヒロアカ×リゼロ】 (ページ4)

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私の権能ページ4

あちこちで轟音が響く中

彼は居た。

目立つかと聞かれればあまり目立たず気弱そうな少年がキャパオーバーした、

少女を守りながら戦っていた

次の瞬間に耳を劈くような轟音が辺りに響いたと思ったら、

0pヴィランは原型もなく拉げていて、少年はその身を賭して、少女を守り抜いていた。

その代償は相当なもののようで、彼は右手と両足を複雑骨折してしまうほど

コントロールが難しいようだった。

このまま放置すれば彼は激痛を伴いながら気絶する、

それは学校側にとっても大変よろしくない状況。

だから私は

パンドラ『ひどい怪我ですね...治すので動かないでくださいね』

彼の傷を

パンドラ『”彼に怪我などある筈がない。彼は五体満足で此処に立っている”』

"無かったことにした"のです。

そう。

彼に怪我など”最初から無かったのです”

彼は行動だけではなく、中身...性格の方も良い方だった。

ただ、その助けた少年に”危ない”とそう、心配されたときは純粋にただただ、驚きましたね。

目の前に迫る超巨大ヴィラン…など私にとって息を吸うのと同じ速度で片付くのです。

なので私は

パンドラ『”目の前のロボットはただの鉄の塊で、此処にあるはずがない”』

と言って、目の前から消し

後ろの方で壊したのです。

そのヴィランが倒れたと同時に試験終了のブザーが鳴り響いたのです。

少年はどうやら上手くポイントを稼げなかったようで、この世の絶望のような顔をしていましたね。

でも正直私は

パンドラ『心配せずとも試験は一つの試練だけではないのですから』

あなたの心配に勝るとも劣らない

パンドラ『最高の結果が貴方を迎えに来ることでしょう...』