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魔女として... ページ3
緑谷Side
あちこちで轟音が響く中
彼女は居たんだ...
ひときわ目立つ...一言で言えば、可憐な少女。
白で統一された女の子…そんな子がこんなところに何故いるのか僕にはわからなかった...
今は試験だからと、僕は一度目を離したんだ。
僕が０ｐヴィランを倒して動こうとしたら、彼女が居たんだ
『ひどい怪我ですね...治すので動かないでくださいね』
『”彼に怪我などある筈がない。彼は五体満足で此処に立っている”』
彼女がそう言った途端に僕は負っていたはずだった、全身の複雑骨折が無かったかのように
綺麗サッパリと消えたんだ。
まるで...”最初から無かったかのように”
驚いたけど僕はひとまず感謝を伝えたんだ
緑谷「あ、ありがとう...」
『いえ、困ったときはお互い様ですからね。』
そう話していたらもう一体の０ｐヴィランが彼女に向かっていったんだ
緑谷「危ない！！」
気付いたらそう叫んでいたんだ
でも杞憂に終わった。
『”目の前のロボットはただの鉄の塊で、此処にあるはずがない”』
そう、彼女が言った途端
さっきまで目の前に居たはずの０ｐヴィランが姿を消して
次の瞬間少し後ろの方で、耳を劈くような轟音があたりに響いた
それと同時に試験終了のブザーが響き渡った...
緑谷「えっ、あ、試験が...」
僕は結局ポイントを稼ぐことができず試験を終えた
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作者名：鉄悠輝 | 作成日時：2023年1月16日 11時
