プロローグという名の説明 ページ1
....海...るぞ....我ら....稲荷.....道を....あけ....
ボ...くるぞ....覚悟....ある...やつだけついていこい
昔、あるところに海賊がいた。その海賊はすぐ名を知らしめた。それは絶対王者である海賊と対等な勝負をしたからである。結果は負けてしまったが、その名はすぐに知れ渡った。その海賊は、血の契りを何より大切にし、来世でも来来来世でも、その契りは切れることはない。その血の契りをなくすには、“もう一度会う。そして全員記憶を取り戻させる”だ。それも来世で。それが果たされなかったら血の契りを交わした者全員20歳という年の間に全員しぬ。死因は人それぞれだ。
だが、偶然に会うのは難しすぎる。なので、会わなければいけないのは9名に決まっている。その9名の一人は16歳の時、記憶をすべて思い出す。そして、もう一人9名のなかでサポート役が決まる。そのものは“出会ったら”、記憶をすべてを思い出す。
ただ、他の7名の記憶は出会っても思い出さない。思い出す鍵となるのは“歌”だ。その海賊でしか歌えない歌だ。だが、歌は鍵となるだけで、扉が開くわけではない。開くものもいるが、大体の人は押すか引くかしなければいけない。その押すか引くかの行動は、思い出の行動にある。一番手っ取り早いのは昔話をすることだ。
今まで、もう一度会う。そして全員記憶を取り戻させる。を成功させた者はいない。誰とも出会えなかった、あと一人だけだった、など惜しい人もいるのだ。
この話は、運よく全員揃っていたが、記憶を取り戻させるためにすごく労力を使った女の話である。
運命に抗え。者共よ。深い深い記憶の旅に出かけ、その宝を見つけてこい。それは者共にとっていい結果となるだろう。導きは我が行う。さぁ、導かれし者共よ！旅に出ろ！！この旅で最後にしろ！！
続く
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作者名：モモ | 作成日時：2024年1月2日 21時
